ベトナムの家賃相場は?エリア別の目安と部屋探しのコツを解説【2026年版】
目次
ベトナムの家賃相場や、家賃に関わる実務をどのくらい知っていますか?
ハノイやホーチミンなど、住むエリアや物件タイプによって家賃はかなり変わります。
新しい土地で生活する時、最初に気になることのひとつが住まいです。
今回は、2026年4月時点のベトナムの家賃事情についてわかりやすく解説します。
- ベトナムの家賃相場の考え方
- ホーチミン・ハノイの家賃目安
- よくある物件タイプの違い
- 部屋探しの方法と注意点
- 契約前に確認したい税金・実費・管理条件
結論|ベトナムの家賃は「都市・エリア・物件タイプ」で大きく変わる
結論から言うと、ベトナムの家賃は日本より安い物件も多い一方で、外国人向けのサービスアパートや高級コンドミニアムは想像以上に高いです。
特にホーチミンでは、中心部やタオディエン、7区の人気物件、ハノイではキンマー・リンラン・ハイバーチュン・西湖エリアなどで家賃が上がりやすい傾向があります。
そのため、家賃だけでなく、掃除や水道、インターネット、管理費、税金、電気代が込みかどうかまで含めて比較することが大切です。
ベトナムの家賃事情
ベトナムの家賃も日本と同様、部屋のタイプ、広さ、築年数、立地、サービス内容によって大きく変わります。
ホーチミンでは、ローカル寄りの単身向け部屋なら月300〜500USD前後から見つかることがありますが、外国人向けのサービスアパートや人気コンドミニアムでは1,000〜2,000USD超の物件も珍しくありません。
ハノイでも、日本人が多いキンマー、リンラン、西湖、ハイバーチュン周辺では、単身向けから家族向けまで家賃帯にかなり幅があります。
特にサービスアパート市場は安定しており、需要も底堅いです。
2025年のSavills調査では、サービスアパートの平均賃料はホーチミンで529,000VND/㎡/月、ハノイで610,000VND/㎡/月まで上がっており、両都市とも上昇傾向が確認されています。
ベトナムの家賃相場
ベトナムに赴任することになったら、最初に気になるのが家賃です。
ここではホーチミンやハノイで日本人が住みやすい物件をイメージしやすいように、家賃の目安をタイプ別に紹介します。
〜3万円台/月
かなりローカル寄りの単身部屋や、大家さんの家の一部を貸すタイプ、簡易家具付きのワンルームであれば、この価格帯で見つかることがあります。
ただし、立地や設備、外国人受け入れ可否には差があり、全ての物件で外国人契約がしやすいわけではありません。短期旅行者より、現地事情に慣れている人向けです。
4〜8万円台/月
この価格帯になると、ローカル寄りの整った部屋や、シンプルなサービスアパート、築年数がやや経ったコンドミニアムの一部も候補に入ります。
単身赴任者にとっては、コストと住みやすさのバランスがとりやすいレンジです。
8万〜15万円台/月
外国人向けのサービスアパートや、設備の整ったコンドミニアムが現実的に見つけやすくなります。場所によっては、ジムやプール付きの物件も狙えます。
家族帯同や、セキュリティを重視したい人にも選ばれやすい価格帯です。
15万円〜/月
人気エリアの高級サービスアパート、高級コンドミニアム、広めのファミリー向け物件が中心になります。
特にホーチミンのタオディエンや7区、ハノイの西湖・キンマー周辺では、この価格帯以上の物件も珍しくありません。
ホーチミンの住宅市場では、2025年末時点でも価格上昇と需要回復が続いており、人気エリアの賃貸も安くはありません。
税金や給与課税はどうなるの?
賃貸そのものに関する実務で見落としやすいのが、会社負担の家賃や住宅手当の課税関係です。
ベトナムでは、住宅を会社が直接負担するのか、住宅手当として本人へ支給するのかで、給与課税上の扱いが変わる場合があります。
近年は個人所得税法も更新されており、2025年法は2026年7月1日施行、給与・賃金に関する一部規定は2026課税期間から適用と案内されています。
税務は契約形態や給与設計で変わるため、会社の経理担当や税務アドバイザーに事前確認するのが安全です。
ベトナムでの部屋の探し方
ベトナムに来てから部屋探しをする人も多いと思います。ここでは、よく使われる探し方を紹介します。
不動産会社に問い合わせる
もっとも一般的で安心しやすい方法です。特に英語やベトナム語に不安がある方は、日系または外国人対応に慣れた不動産会社を使うとスムーズです。
契約説明、オーナー交渉、入居後のトラブル対応まで含めると、価格だけでなくサポート力が重要です。
インターネットから探す
不動産会社のサイトや物件ポータル、Facebookグループなどでも探せます。相場感をつかむには便利ですが、写真と実物の差や、条件の更新遅れには注意が必要です。
「Room For Rent」の看板がある物件に連絡する
ベトナムの路地などで見かける「Room For Rent」の看板から直接借りる方法もあります。
仲介手数料を抑えやすい反面、契約内容や外国人登録、支払い条件の確認を自分で行う必要があるため、初心者向けとは言いにくいです。
ベトナム語対応が必要になることも多いため、現地の知人と一緒に確認する方が安全です。
ベトナムでよくある部屋の種類
サービスアパートメント
外国人向けに多い物件タイプで、家具家電付き、掃除やシーツ交換付きのこともあります。日本語や英語で相談しやすい物件もあり、初赴任者に人気です。
ローカルアパート
ベトナム人向けの一般的な賃貸で、価格は抑えめですが、サービスは基本ありません。物件によっては外国人契約に不慣れなケースもあります。
シェアハウス・ルームシェア
コンドミニアムや一軒家を複数人でシェアする形です。コストを抑えつつ、広めの共用空間や設備を使えることがあります。
一戸建て・ヴィラ
郊外や高級住宅街で見つかることが多く、家族向けです。庭やプール付きの物件もありますが、家賃と管理コストは高くなりがちです。
ベトナムでの生活費
生活費全体は、住む都市と生活スタイルでかなり変わります。家賃を抑えてローカル寄りに暮らせば月10万円台前半で収まる人もいますが、日本食や外資系サービスを多く使うとそれ以上になりやすいです。
契約前に確認したいポイント
- 家賃に管理費・水道代・インターネット・清掃費が含まれるか
- 電気代が実費か、独自単価か
- デポジットの金額と返金条件
- 退去通知は何日前か
- 修繕費を誰が負担するか
- 外国人登録や契約書の名義がどうなるか
特にサービスアパートは、賃料にサービス料込みと書かれていても、VATは別というケースがあります。
Savillsのハノイ市場データでも、賃料表記はサービス料込み・VAT別で示されています。
まとめ
ベトナムの家賃は、ローカル物件なら比較的抑えやすい一方、外国人向け物件は日本と変わらない、またはそれ以上になることもあるのが実情です。
住居選びでは、家賃だけではなく、立地、セキュリティ、契約条件、サービス内容、退去時対応まで含めて見ることが大切です。
ホーチミンもハノイも、人気エリアの賃貸需要は引き続き堅調なので、希望条件が明確なら早めに動く方が選びやすいでしょう。
- 家賃に何が含まれているか確認したか
- 電気代・VAT・管理費の扱いを確認したか
- デポジット返金条件を確認したか
- 退去通知期限を確認したか
- 仲介会社のアフターサポート内容を確認したか
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