<写真:VnExpress>
ホーチミン市内には同市1区のレロイ通りとゴーバップ区のレロイ通り、3区のファンヴァンチー通りとゴーバップ区のファンヴァンチー通りといったように同名の通りが多々あり、「〇〇通り〇〇番」という同名の住所が複数存在し、ベトナム人でさえも混乱するような状態になっている。
ホーチミン市内でバイク運転手として働くナムさん(50)は昨年、同市3区のチュンディン通り60番で顧客を降ろした際に、「ここはチュンディン通り60番ではない。間違った場所に到着している」と叱られて非常に困惑したという。
チュンディン通りは同市1区と3区にあり、どちらにも60番があるため、ナムさんと顧客の間で認識の相違が発生した。
ホーチミン市内には紛らわしい住所が多く、バイク運転手が最も恐れる道は同市フーニュアン区と1区、2区、7区を通るファンシックロン通りであるという。
同通りに位置するアパートには少なくとも2つの番号が付けられていたり、隣り合うアパートでも番号が数個離れていたりする。区が変わればファンシックロン通り〇〇番という同様の住所が存在することもある。
同通りの両側には偶数と奇数の番号が混在しており、周辺の住所を一層難解な状態にしている。
ファンシックロン通りで行商を行うホアさんによると、毎日10人前後の運転手や通行人が足を止め、住所を尋ねるという。
また、同市ニャーべ郡にはフインタンファット通り1806/127/2/6/15/46番という電話番号よりも長く、居住者ですら覚えることが困難な住所も存在する。
同住所在住のヒエンさんは、「デリバリーがスムーズに届くことは稀である。何度も運転手に道の説明をする必要があり、お金を払っているのに責められることもある」と難解な住所にため息を漏らす。
同郡人民委員会の代表によると、2016年に同住所周辺の家屋番号を見直して調整した際に現在の状態となっており、3月には再び家屋番号を見直し、変更計画を提出するという。
ホーチミン市文化スポーツ局の統計によると、同市内132の名称が311の通りに使用されており、至る所で通りの名称が重複した状態となっている。
最も重複している通りの名前にはチューヴァンアン通りやグエンチュオントー通り、レライ通り、ゴークイン通り、グエンコンチュー通り、ファンチャウチン通り、レロイ通り、グエンタイホック通り、チャンフンダオ通りなどがある。
同局遺産管理部のホアン・ギー部長によると、通りの名称が重複する原因は「歴史によるもの」であり、以前はザーディン省とサイゴン、チョロンの3つが異なる行政単位であったため、合併に基づく市制施行時に同じ通りの名称が発生した。
同市の方針では当面は住民の生活を考慮し、異なる地区や歴史的人物の名前を冠する重複した名称を変更しないという。
2月14日に開催された「市内の計画管理・道路名称変更・公共事業のためのWebGIS構築セミナー」では、一部の専門家から「各通り名称にQRコードを付けて情報を提供する」という提案が出されている。





































