<写真:baobacninhtv.vn>
2026年のテト(旧正月)連休において、ベトナム人旅行者の間では北東アジア地域が圧倒的な人気を集めている。
ベトナム国内の主要旅行会社によれば、日本、中国、韓国を目的地とするツアーが全体の60〜70%を占め、北東アジアが最も選ばれる旅行先となっている。
旅行予約プラットフォーム「Etrip4u.com」の代表によると、2026年のテト休暇は9日以上と長く、それに伴い海外旅行への需要が前年比で20%増加した。
特に長期休暇を利用し、遠距離かつ文化体験を重視した旅行志向が強まっている。
旅行先の国別では、中国が全体の約35〜45%を占め、最も人気を集めている。
北京や上海といった都市観光に加え、麗江や九寨溝などの自然・文化遺産を巡る旅、さらには重慶や香港における都市型観光まで、幅広い選択肢が支持を得ている。
また、距離の近さ、費用の適正さ、文化的な親和性も人気の要因である。
次いで、日本と韓国がそれぞれ30%のシェアを占めている。
日本では雪景色や温泉、初売りに伴うショッピングが特に注目を集めており、韓国は伝統と現代が融合する観光地として根強い支持を受けている。
さらに、長期休暇の影響により欧州方面のツアーも前年比20〜25%の成長を記録している。
フランス、ドイツ、ベルギー、オランダなどを巡る7〜9日間の周遊型ツアーが人気であり、その価格は約8000万ドン(約48万円)に達している。
テト期間中の海外旅行は、中〜高価格帯のツアーに集中しており、平均的な価格帯は2500万〜4500万ドン(約15万〜27万円)である。
顧客層には明確な年齢分布が見られ、50歳以上の層は家族での静養を好み、25〜40歳の層は友人やカップルとのアクティブな旅行を志向する傾向にある。
加えて、2026年はテト前日に出発する旅行者が増加しており「テト逃避型旅行」が新たなトレンドとなっている。
旅行がベトナム人にとって年中行事として定着するなか、旧正月を海外で過ごす選択肢は今後さらに広がることが予想される。








































