<写真:nhandan.vn>
調査会社Insight Asiaによる「2026年ベトナム・ファストフード市場と消費動向レポート」によると、ファストフード市場ではフライドチキンが最も人気のあるメニューであることが明らかとなった。
消費者の82%が直近の利用時に鶏肉関連メニューを選択しており、バーガー(11%)やピザ(7%)を大きく引き離している。
一人あたりの平均支出額は13万5000ドン(約800円)であり、家族連れでは21万2000ドン(約1260円)、個人利用では7万6000ドン(約455円)程度となっている。
特に、ドリンクやサイドメニューが含まれるコンボ(セット)メニューの利用率は84%と非常に高く、価格に対する感度の高さがうかがえる。
市場全体においても68%の利用者がコンボを選択しており、売上全体の72%を占めている。
デジタル化の進展に伴い、ファストフードの47%がフードデリバリーサービスを通じて注文されている。
購買動機としては「味」が最も重視されており、全体の74%を占める。次いで「利便性」が48%、「価格」が43%と続いている。
消費者の16%はコンボに加えて単品メニューを追加注文する傾向があり、これらの追加注文は売上全体の23%を構成している。
この層は価格に対する意識が高い一方で、品質の良い商品に対しては追加支出を惜しまない傾向が見られ、コンボメニューを基準に消費行動を展開している。
ブランド別の展開を見ると、アジア系のJollibeeやLotteriaは価格訴求型の戦略と現地に合わせたローカライズメニューで競争している。
一方で、KFCやMcDonald'sなどの米国系ブランドは高価格帯に位置づけられながらも、品質とブランド力により一定の支持を得ている。
店舗数ではLotteriaが222店舗で最多となっており、次いでJollibeeが213店舗、KFCが172店舗、McDonald’sが37店舗という順となっている。






































