<写真:dantri.com.vn>
1月30日夕方、ベトナム中部ニャチャン近郊のカムラン国際空港を出発し、バンコク・ドンムアン空港へ向かっていた格安航空会社エアアジアの国際線において、男性乗客が機内で暴れる事案が発生し、同機は緊急着陸を余儀なくされた。
同乗者の証言によれば、男性は離陸直後から精神的に不安定な様子を見せ、機内を頻繁に歩き回るとともに、トイレを出入りする行動を繰り返していた。
その後、客室乗務員と激しく口論し、「すぐに地上へ降ろせ」と要求した。
周囲の乗客がなだめようとしたが、男性は叫び声を上げ、乗務員に危害を加えるような素振りを見せるなど、緊張が高まっていった。
事態はさらに悪化し、男性は衣服を脱いで下着姿となり、機内通路を走り回った挙句、非常口を開けようとするなど、航空機の安全を著しく脅かす行為に及んだ。
これを受け、機長は直ちに管制当局へ通報し、タイ領空に入る直前の段階で、目的地であるドンムアン空港への緊急着陸を決定した。
現地時間19時頃、機体が停止してドアが開くと、男性は突然機外へ飛び降りて逃走を図ったが、着地時に脚を負傷し、直後に空港警備員およびタイ警察にその場で拘束された。
ロシアのニュースサイト「ショット」は、この影響で当該便が大幅に遅延したと報じている。
現在、航空会社は本件に関する公式コメントを発表していないが、国際航空運送の規定においては、この種の迷惑行為を行った乗客には、高額な罰金のほか、将来的な搭乗禁止措置、さらには刑事責任が科される可能性がある。
なお、2025年2月にもロシア極東ハバロフスク発タイ・プーケット行きの便において、酒に酔った女性乗客が機内で衣服を脱ぐ騒ぎを起こし、着陸までの間、客室乗務員により厳重に監視される事例が報告されている。
こうした背景を受け、各航空会社は機内の安全確保とトラブル防止に向け、対策の一層の強化を求められている。





































