<写真:tuoitre.vn>
テト(旧正月)期間中における航空需要の急増を受け、ベトナム航空はオンライン上での航空券詐欺が多発しているとして警告を発した。
詐欺の手口は年々巧妙化しており、多くの利用者が被害に遭っている状況である。
2026年のテト期においては航空券の需要が著しく高まり、一部路線では航空券の入手が極めて困難となっている。
このような供給逼迫の状況に乗じて、詐欺グループはSNS上で「内部優先枠」や「直前放出分」などと称して航空券を販売している。
実在する予約番号を悪用することで信用を得たうえで、代金を詐取する事例が相次いでいる。
特に注目される手口として、ベトナム航空の公式サイト上で実際に予約(未決済)を行い、その予約コードを顧客に提示するという方法がある。
利用者は公式サイトで自身の氏名や便名が確認可能であるため、安心してしまいがちであるが、詐欺師は代金を受け取った後に予約を放置またはキャンセルし、その後連絡を絶つという。
また、一部では「取引エラー」や「確認のため」といった名目で二重の送金を要求されるケースも発生しており、被害額がさらに拡大している。
実際に、市価より約200万ドン(約1万2000円)安い価格で航空券を購入しようとした利用者が、予約コードの確認後に代金を送金したものの、後日予約が無効と判明し、結果として高額な航空券を新たに購入せざるを得なかったという報告もある。
このような事態を受け、ベトナム航空は航空券の購入は公式ウェブサイト、公式アプリ、または認定代理店を通じて行うべきであると強く呼びかけている。
個人名義の銀行口座への送金や、非正規な手段による購入は厳に慎むべきである。
専門家は、極端に安価な航空券の勧誘には特に注意が必要であると指摘する。
少しの油断が、貴重な帰省の機会を失う結果につながりかねないという認識を持つべきである。


































