<写真:cafef.vn>
2月5日朝、ハノイ市内は濃霧と微小粒子状物質(PM2.5)に包まれ、市民の視界と呼吸環境に深刻な影響を及ぼした。
この日8時時点で、大気質監視サイト「IQAir」は、ハノイ市を世界で2番目に大気汚染が深刻な都市として報告している。
AQI(大気質指数)は194に達し、「健康に有害」レベルに分類された。
ハノイ市中心部および交通量の多い地域では、濃い霧と粉塵の混合により空気が淀み、外出中の市民からは「息苦しさを感じる」との声が上がった。
特にAQIが「赤」や「紫」のレベルに達した地区では、子ども、高齢者、呼吸器疾患のある人々に対する健康リスクが高まっている。
最も深刻な値を示したのはハドン区で、午前中にAQI336を記録した。
これは「危険」水準に達しており、適切な対策なしでは健康への重大な影響が懸念される。
その他、バクコア大学前ではAQI170の「悪い」、グエンヴァンクー通りでは「劣悪」レベルが観測された。
専門家によれば、今回の大気汚染の主因は気象条件の悪化である。無風状態と高湿度が続き、大気中の汚染物質が拡散せず、地表近くに滞留している。
また、テト(旧正月)前の交通量や生活活動の増加も大気環境に負荷を与えている。
加えて、郊外や市内の一部地域では家庭ごみや廃棄物の野焼きが行われており、これもPM2.5や有害ガスの増加要因となっている。
医療関係者は、特に早朝や夜間の屋外活動を控えるように市民へ呼びかけている。
高リスク群に該当する人々は、外出時のマスク着用や室内換気の徹底など、健康保護策を講じる必要がある。
この大気汚染と濃霧の状態は、今後3日ほど続く見通しであるが、その後は北部に寒気が流入することで徐々に改善されると予想されている。








































