<写真:danviet.vn>
旧正月(テト)休暇終盤の2月22日、タンソンニャット国際空港の1日当たり利用者数が約17万8000人に達し、過去最多を記録した。
従来の繁忙期に見られた深刻な混雑や滞留は発生せず、空港運営の改善効果が明確に示された。
同日の発着便は計1069便で、このうち旅客便は988便であった。利用者数は平常日を約6万人上回り、事前予測よりも約1万3000人多かった。
到着客は約10万5000人と出発客を大きく上回り、地方から職場や居住地のあるホーチミン市へ戻る動きが集中したことがうかがえる。
混雑緩和に大きく寄与したのは、新設された国内線ターミナルT3の本格稼働である。
ベトナム航空など主要航空会社の便をT3へ移管し、従来のT1は一部航空会社のみの運用としたことで、局所的な過密状態を回避した。T3では1日平均450便以上を処理している。
国際線ターミナルT2も同日約6万5000人を記録し、近年で最高水準となった。
空港当局はチェックインカウンターや手荷物レーンの柔軟な運用に加え、生体認証技術の活用によって処理時間を短縮したとしている。
一方、ピーク時間帯には手荷物受け取りの遅延や一部の紛失事案も発生した。航空各社は後続便での搬送や自宅配送などで対応した。
同じく2月22日、ノイバイ国際空港の利用者数は12万4546人、発着便は702便となり、テト期間中の最多記録を更新した。内訳は国内線が約7万5000人、国際線が約4万8000人である。
テト前7日間(2月10~16日)の利用者数は計約72万5000人で前年同期比16%増、休暇後7日間も約73万7000人で同12%増と高い伸びを示した。
休暇後のピークは6日目に集中し、帰省客のUターンが顕著となった。混雑緩和には、2025年末に拡張された国際線ターミナルT2の効果が大きい。
増設されたチェックインカウンターや手荷物処理設備により、1日5万人超の国際線需要に対応可能となった。
国内線ターミナルT1でも計98のカウンターを最適に運用し、予備カウンターを常時待機させる体制を整えている。
空港当局はオンラインチェックインや公共交通機関の利用を推奨し、国内線は出発2時間前、国際線は3時間前までの到着を求めている。
テト後も高水準の需要が続く見通しであり、両空港における処理能力拡充の成果が今後も問われる状況である。





































