<写真:baolaocai.vn>
ベトナム公安省刑事警察局(C02)は2月28日、人体の臓器売買を仲介していた疑いで、ハノイ市公安が3人を起訴したと発表した。
主犯格とされるのはタインホア省出身のドアン・バン・ホア容疑者(37)である。
また、ハノイ市出身のグエン・ドゥック・スアン容疑者(37)とフート省出身のレ・バン・ソン容疑者(30)が共犯として関与したとされる。
容疑は人体の組織・臓器の売買および不正取得である。
捜査当局によると、ホア容疑者が組織を主導し、スアン容疑者とソン容疑者が協力する形で活動していた。
3人はFacebookを利用して「高額謝礼で肝臓や腎臓の提供者を募集する」といった内容の投稿を掲載し、臓器提供者と移植を希望する患者を結び付けていたという。
ホア容疑者は移植を希望する患者から医療記録などの情報を入手し、臓器の価格や支払い方法を交渉していた。
提供者が見つかると、地方自治体での手続きを指導し、臓器提供を「人道的な寄付」という形式に装うことで、合法的な手続きであるかのように見せかけていたとされる。
提供者はハノイ市やホーチミン市に移動し、健康診断や適合検査(HLA検査)を受けることになっていた。移動費や宿泊費、検査費用は組織側が負担していたという。
取引価格は腎臓が8億~9億5000万ドン(約480万〜570万円)、肝臓が12億~15億ドン(約720万〜900万円)とされていたが、実際に提供者に支払われる金額はその半額程度にとどまっていた。
腎臓の場合は3億~4億5000万ドン(約180万〜270万円)、肝臓では約6億~8億ドン(約360万〜480万円)であった。
残りの金額は仲介手数料として組織が受け取り、移植1件当たり数億ドンの利益を得ていたとみられる。
捜査当局によれば、摘発までにこの組織は複数の肝臓および腎臓移植の仲介に成功していたという。






































