<写真:znews.vn>
ホーチミン市は3月11日から、都市や周辺地域の景観を上空から楽しむヘリコプター遊覧ツアーの定期運航を開始する。
高級志向の新たな観光商品として、国内外の富裕層や個人旅行者の取り込みを図る狙いである。
運航は旧バリア=ブンタウ省のブンタウ空港を拠点として行われる。
ツアーは所要時間15分から60分までの4種類が用意されており、最短コースの料金は1人あたり約290万ドン(約1万7100円)からとなっている。
15分の「Vung Tau Skyview」では、ブンタウ市の海岸線や市街地を上空から眺望でき、30分の「Green Horizon」はブンタウとカンザー生物圏保護区を結ぶルートを通る。
40分の「Green Coastline」では、ロンハイからホーチャムまでの海岸線を飛行する。
最長60分の「Skyline Discovery」は、ブンタウからホーチミン市中心部まで飛行し、カンザーのマングローブ林なども含めた広範囲の景観を楽しめる内容となっている。
ホーチミン市観光局のブイ・ティ・ゴック・ヒエウ副局長によると、2022年からヘリコプター観光の導入を検討してきたが、行政管轄の違いや運営体制の課題により実現が遅れていた。
近年、ホーチミン市とバリア=ブンタウ地域の連携が進み、事業再始動が可能になったという。
運航は南部ヘリコプター会社(VNHS)が担当し、航空当局の安全基準に基づいてサービスを提供する。
ツアー参加者は事前に健康状態を申告し、ベトナム語と英語による安全説明を受ける必要がある。
ホーチミン市当局は今後、ブンタウ空港以外にも衛星ヘリポートの整備を促し、河川クルーズや沿岸リゾート観光と組み合わせた高付加価値の観光商品として展開していく方針である。
観光収入の拡大と都市ブランドの向上につなげる考えである。










































