<写真:thanhnien.vn>
ベトナム商工省は11日22時、国内の石油製品価格を大幅に引き下げることを発表した。
直近2日間で世界市場の原油価格が急落したことを受けた措置であり、前日の価格調整に続く連続の改定である。
主な小売価格の上限は次の通りである。バイオガソリンE5RON92は1L当たり22951ドン(約139円)で、前回から3619ドン(約22円)の値下げとなった。
RON95-IIIは25240ドン(約153円)で、3880ドン(約23円)の下落である。
軽油は26470ドン(約160円)で4247ドン(約26円)安、灯油は24419ドン(約148円)で7966ドン(約48円)安と、とりわけ大きな下落となった。
重油は1kg当たり19001ドン(約115円)で、5706ドン(約35円)の値下げである。
今回の調整では価格安定基金への新規積立は行われず、代わりに各製品で同基金を大きく取り崩した。
支出額はE5RON92とRON95がそれぞれ4000ドン(約24円)、ディーゼルが5000ドン(約30円)、灯油が4000ドン(約24円)、重油が4000ドン(約24円)である。
政府はエネルギー供給の安定確保を最優先課題と位置付けている。
ファム・ミン・チン首相は石油元売り企業に対し、輸入拡大や在庫確保を進め、いかなる状況でも供給不足が生じないように求めた。
財政省は環境保護税をゼロに引き下げる案についても検討を進めており、12日中に政府へ報告する予定である。
国内燃料価格は政令80号に基づき、通常は毎週木曜日に調整される。
ただし政府決議36号により、価格が7%以上変動した場合には臨時の調整が可能である。
輸入燃料の基準価格はシンガポール市場の製品価格を基に算出され、前回調整以降の平均価格が反映される仕組みである。
近年、原油価格は一時1バレル118ドル(約1万8768円)まで上昇したが、直近ではおおむね85ドル(約1万3519円)前後まで低下している。
こうした国際価格の動きは、輸送費や税金、事業者の標準コストなどを含む国内の価格算定を通じて、一定の時間差を伴いながら国内燃料価格に反映される。






































