<写真:tuoitre.vn>
ベトナム中部で建設中の高速道路にある長大橋に、写真撮影を目的とした見物客が立ち入る事例が相次ぎ、当局が安全面への懸念を強めている。
問題となっているのは、南中部の高速道路「クイニョン〜チータイン線」で建設が進むキーロー橋である。
完成前にもかかわらず多くの住民や観光客が立ち入り、いわゆる「映え写真」を撮影する目的で橋の上に集まる状況が見られている。
SNSには同橋の景観を韓国の橋に似ているとして紹介する動画や写真が多数投稿されている。
しかし、同路線は現在も工事中であり、建設資材を運ぶ車両や工事用機械が頻繁に通行している。
現場にはコンクリートブロックや柵による進入規制が設けられているものの、国道と接続する工事用道路を通じて橋へ入る人が後を絶たない。
地元当局によると、一部では橋の中央に立って撮影したり、バイクで走行したりするなど危険な行動も確認されている。
トゥイアンバック(旧フーイエン省トゥイアン郡)当局は住民に対し、橋周辺への立ち入りを控えるように周知を進めている。
また、ダクラク省警察の交通警察部門は、この高速道路がまだ供用開始前であり、標識や車線表示、中央分離帯、安全柵などの設備が未整備の箇所も多いと指摘している。
工事車両の往来も続いているため、無断で進入すれば事故につながる恐れがあるとして注意を呼びかけている。
キーロー橋はクイニョン〜チータイン高速道路の63km地点に位置し、全長約1.8kmである。キーロー川をまたぐ同路線最長の橋梁となる予定である。





































