<写真:dantri.com.vn>
ホーチミン市中心部に位置するサイゴン大教会において、金めっきを施した2基の十字架が19日朝、教会屋根上の亜鉛製塔頂に設置される。
大規模修復を担当するイグナティオ・ホー・バン・スアン神父が明らかにした。
新たな十字架は高さ3.73m、幅1.85m、重量約400kgである。
2025年12月にはホーチミン市大司教グエン・ナン師による祝福の儀式が執り行われ、その後は教会内で一般公開されてきた。
十字架はベルギーの修復関連企業によって製作され、外装の金装飾はイタリア・フィレンツェの金箔メーカーが手掛けたものである。
設計は従来の十字架を踏襲した復元仕様となっている。
サイゴン大教会では1894年以来、塔頂に十字架が掲げられてきたが、旧十字架は長年の風雨によって腐食が進行し、修復が困難な状態となっていた。
このため2023年に取り外され、新設が決定された。
同教会は1877年に着工し、約3年で完成した歴史的建築である。
老朽化への対応として、2017年7月からベルギー企業の協力のもと全面的な修復が進められている。
鐘楼2基および亜鉛製塔2基の補修は重要工程と位置付けられており、今回の十字架設置はその節目となる。
新型コロナウイルス禍などの影響により工事は長期化しているが、全体の完了は2027年の予定である。




































