<写真:baoangiang.com.vn>
ベトナム北部バクニン省の公安当局は20日、偽の隕石を販売する手口で多額の金銭をだまし取ったとして、4人の容疑者を詐欺および財産横領の疑いで逮捕・勾留したと発表した。
捜査によれば、主犯格のマン・タン・ロン容疑者(50)は、SNS上で隕石を高値で求める需要がある点に着目し、偽物を作成して販売する計画を立案した。
他の3人と共謀し、裕福で神秘的な力を信じやすい人物を標的としていた。
犯行グループは取引の際、「儀式が必要である」と称して被害者を指定場所へ誘導した。
さらに、隕石を金庫に入れて封印し、「開封には再度儀式が必要である」と説明することで中身の確認を妨げ、信用させる手口を用いていた。
実際の売買契約では別の人物を「所有者役」として登場させるなど、組織的かつ巧妙に信頼を演出していたとされる。
この手口により、2025年5月にはハノイ市在住の女性実業家から約110億ドン(約6470万円)を詐取した疑いがある。
被害者が不審に感じて当局に通報したことで事件が発覚した。
警察は容疑者らの住居を捜索し、現金約16億ドン(約940万円)のほか、不正に得た資金で購入したとみられる自動車2台や携帯電話4台などを押収した。
現在、当局は事件の全容解明を進めている。




































