<写真:nhandan.vn>
ベトナムのホイアン旧市街では、歩道や車道の一部が飲食や物販に占有され、観光客の通行に支障をきたす状況が常態化している。
これを受け、地元当局は2026年春に向けて規制を強化する方針である。
歩行者天国であるチャンフー通りやグエンタイホック通りでは、自転車による移動販売や屋台が車道にまで広がり、観光客の動線を妨げている。
川沿いの歩道でもバイクや電動車の駐車が相次ぎ、景観の悪化が指摘されている。
さらに、狭い路地にまで商品を並べるケースも多く、歴史的景観との調和が課題となっている。
一部の通りでは歩道自体が極めて狭く、店舗が許可範囲内で営業している場合でも、看板やメニュー表示が規定外に設置される例が確認されている。
その結果、歩行者がやむを得ず車道を通行する場面も生じている。
こうした状況に対し、ダナン市当局は中心部の歩道秩序を是正する包括的な計画を策定した。
歩道上での営業行為を原則禁止とし、移動式看板や装飾物の設置も制限する方針である。
あわせて、臨時市場や路上販売の撤去、違法駐停車の取り締まりも強化する。
施策は2026年第1四半期までに段階的に実施される予定である。
3月末までは住民への周知と自主的な撤去を促し、その後は一斉点検と厳格な処分を行う。
ホイアンでも3月29日に集中的な取り締まりが予定されている。
規制方針の発表を受け、一部の店舗では店先の設備を自主的に縮小する動きも見られる。
観光地としての魅力維持と都市景観の改善をいかに両立させるかが、今後の焦点である。








































