<写真:baovephapluat.vn>
ハノイ人民裁判所で、収賄罪に問われている元農業農村開発副大臣ホアン・バン・タン被告(67)の公判が開始された。
タン被告は、企業に有利な入札環境を整える見返りとして約45億4000万ドン(約2678万円)を受領した疑いが持たれている。
審理は3月30日から4月8日まで行われる予定である。
本件ではタン被告のほか、同省傘下の元幹部ら計5人が収賄罪で起訴された。
また、ホアン・ダン社元社長グエン・バン・ザン被告は、贈賄、会計規定違反、入札規定違反の3罪で訴追されている。
さらに17人が入札または会計に関する重大な違反で起訴されており、被告23人のうち13人は同省の元職員である。なお、1人は現在も指名手配中である。
検察によれば、ザン被告は同省幹部との関係を利用して総額402億ドン(約2億3718万円)を贈賄したとされる。
このうちタン被告には45億4000万ドン(約2678万円)が渡ったほか、複数の元幹部にも多額の資金が提供された。
これにより同社は4つの水利事業における5件の入札を受注し、国に約2517億ドン(約14億8503万円)の損害を与えたとされる。
問題となった事業には、中部・高原地域における灌漑用貯水池建設などが含まれる。
さらにザン被告は二重帳簿を用いて不正支出を隠蔽し、約1000億ドン(約5億9000万円)近い国家資産の損失を招いたと認定されている。
捜査当局はザン被告の自宅から、純度99.96%の金塊約6.56kgおよび多数の土地使用権証書を押収した。
資産総額は約2417億ドン(約14億2603万円)に上るとされる。被告らはこれまでに約500億ドン(約2億9500万円)を返納し、被害回復が図られている。
起訴内容によれば、ザン被告は2017年、ゲアン省の水利プロジェクトに関する情報を得た後、タン被告の自宅を訪問し、20万ドル(約3000万円)を「贈り物」として手渡したとされる。
その後、同省幹部と接触し、契約外費用として事業額の8%(省幹部5%、管理部門3%)を支払う取り決めがなされたという。
同案件により国家資産に約514億ドンの損害が生じたとされ、タン被告は在任中、祝祭時などにも複数回にわたり金銭を受領していたと認定されている。



































