<写真:danviet.vn>
ベトナム・ハノイ市の公安当局は3月29日、病気の豚を違法に解体・流通させた事件について、計8人を起訴したと発表した。
検疫を担当する公務員が関与し、市場や学校給食にまで流入していた疑いがある。
捜査当局によれば、主犯格とされる31歳の食肉処理業者の女性ら4人は食品安全規定違反の罪で起訴された。
また、ハノイ市の畜産・獣医関連機関に所属する職員3人は職権乱用による財産取得の罪、さらにフート省の検疫担当職員1人は公文書偽造の罪でそれぞれ起訴された。
当局は3月17日、ハノイ市内ナムフー地区の集中食肉処理施設に立ち入り検査を実施し、アフリカ豚熱に感染した豚が解体されていた事実を確認した。
容疑者らはフート省やトゥエンクアン省などから病気の豚を集めてハノイ市に運搬し、組織的に解体・販売する閉鎖的な流通網を構築していたとされる。
さらに、検疫職員と結託して本来必要な検査手続きを省略し、病気の豚や死亡した豚までも処理工程に流入させていた疑いがある。
2026年初頭以降、このグループは感染豚約3600頭(約300トン相当)を市場に流通させたとみられる。
これらの食肉は卸売市場や一般市場に加え、食品会社を通じて市内の一部学校にも供給されていた。
アフリカ豚熱は致死率が極めて高く、豚に対してほぼ100%の致死率を持つ感染症である。
人への感染は確認されていないが、人を介して感染が拡大する可能性があるとされている。





































