〈写真:dantri.com.vn〉
ベトナム司法省民事執行管理局は、2026年上半期の業務総括会議で、汚職・経済犯罪の刑事事件に絡む被害資産の回収について、この6カ月で2000件超を執行し、総額6兆5000億ドン(約392億7151万円)超を回収したと明らかにした。
統計期間は前年10月からである。
民事執行分野全体では、同期間に24万6000件超を処理し、処理率は47.3%であった。執行額は83兆2000億ドン(約5026億7536万円)超となり、2025年同期比で4.24%増加した。
案件数、執行額ともに高水準が続くなか、全体として回収実績を積み上げた形である。
汚職事件などで失われた資産の回収では、複雑な案件への対応に向けた調整や制度運用の見直しを進めた結果、一定の成果を上げた。
金融・銀行分野では2700件を執行し、回収額は19兆6000億ドン(約1184億1871万円)に達した。金融債権の処理や信用秩序の安定にもつながるとみられる。
同局はデジタル化の面でも前進を示した。
財務・会計、電子領収書、執行判断の支援、民事執行手続きの運営、市民対応や苦情処理などの機能を備えたデジタル基盤を稼働させ、統合監視運営センター(IOC)を通じた運用を開始した。
会議でマイ・ルオン・コイ司法次官は、新たな組織体制の下で民事執行業務を着実に進めるように求めた。
そのうえで、資産調査、案件分類、評価、競売といった不正が生じやすい工程について、点検と統制を強化する考えを示した。
デジタル化については、執行手続きの全面的な電子化を進める方針を打ち出した。
正確かつ完全で、常に最新のデータに基づく基盤整備を進めるよう指示するとともに、職員に対してはデジタル基盤上のAI補助機能の活用を促した。
2026年の業務目標達成につなげる狙いである。





































