<写真:24h.com.vn>
ベトナムで動画共有アプリTikTokを通じて月収を得る人が600万人を超え、コンテンツと電子商取引を組み合わせたビジネスモデルの成長が顕著になっている。
TikTokベトナムのグエン・ラム・タイン社長が、5月7日午後に開催されたイベント「Creator for Vietnam」で明らかにした。
インターネット全体では、この規模が最大1000万人に上る可能性があるとの見方を示した。
同氏は、インターネットがベトナムに登場してから約30年で、組織向けのツールから生活の一部へと変化したと指摘し、その発展にはコンテンツ制作者の貢献が大きいと述べた。
コンテンツ制作者は娯楽や販売にとどまらず、文化や観光の発信、地域産品の販路拡大にも寄与している。
一方で、この職業は依然として十分に評価されていないとの認識も示された。
アフィリエイトプラットフォームを運営する企業の代表者によると、KOLやKOCを含むコンテンツ制作者は安定した職業となりつつある。
TikTok上ではブランド売上の50%が制作者経由で生み出され、一部のブランドでは注文の最大90%を占めるケースもあるという。
ただし、制作者の増加は必ずしも質や持続性を意味しないとの指摘もある。
現状では活動が断片的で、能力や倫理に関する基準が未整備なため、負の事例が発生し、企業、制作者、消費者の三者に影響を及ぼしているとされる。
こうした課題に対応するため、TikTokとAccesstradeは共同で「Creator for Vietnam」構想を進め、影響力や収益力、職業倫理を備えた1万人規模の標準化された制作者コミュニティの形成を目指す。
ベトナム電子商取引協会の関係者は、コンテンツ制作者が地方の中小企業による電子商取引参入を支援する可能性を指摘した。
電子商取引分野では人材需要が高い一方、多くの中小企業が専門人材へのアクセスに課題を抱えているという。
市場調査によると、ベトナムの電子商取引市場規模は2025年に310億〜320億ドル(約4兆8000億〜5兆円)に達する見込みで、年率25〜27%の成長が続くとされる。
2030年には800億〜1000億ドル(約12兆4000億〜15兆5000億円)規模に拡大し、東南アジアで最も成長が速い市場の1つとなる見通しである。









































