<写真:baochinhphu.vn>
ホーチミン市で、豚肉を牛肉に偽装して販売する組織が摘発され、1日あたり約140kgが流通していたことが明らかになった。
ホーチミン市公安局経済警察部は、食品安全および環境犯罪の取り締まり強化の一環として、グエン・バン・タイを主犯とする偽装牛肉の製造・販売グループを発見した。
捜査によると、タイは2024年以降、1kgあたり11万ドン(約660円)で雌豚のもも肉を仕入れ、自宅で約200gに切り分けた後、化学物質ソディウム・メタビスルフィットを混ぜた水に浸して豚肉特有の臭いを抑え、状態を変化させていた。
その後、薄切りに加工し、さらに豚の血液に浸すことで牛肉に見せかけ、1kgあたり15万ドン(約900円)で販売していた。
また、安価な冷凍牛肉を仕入れ、同様にソディウム・メタビスルフィットを用いて鮮度を装い、保存期間を延ばした上で、1kgあたり18万ドン(約1,080円)で市場に流通させていた。
この手口により、同グループは1日あたり偽装牛肉約140kgと、化学処理した冷凍牛肉約120kgを販売していた。
これらは主にドンフントゥアン街区のカウ市場およびタンソン街区のタンチュ市場周辺で直接販売されていた。
さらに、2026年2月以降、タイはグエン・バン・タンを雇い、製造および販売に関与させていた。
捜査当局によると、タイらはソディウム・メタビスルフィットが食肉加工に使用禁止であると認識しながらも、高利益を目的に違法行為を続けていたことを認めている。
同グループは2024年以降、市場に15トン超の偽装牛肉と50トン超の化学処理冷凍牛肉を供給し、総額90億ドン(約5400万円)超の収益を得たとされる。
当局は現在も捜査を拡大し、関与した個人および組織の責任追及を進めている。
なお、ソディウム・メタビスルフィットは保存料や酸化防止剤として使用される食品添加物であるが、豚肉および牛肉の製造・加工には使用が認められていない。







































