<写真:dantri.com.vn>
ホーチミン市市場管理局は、サイゴンスクエアおよびベンタイン市場への抜き打ち検査を実施し、多数の偽ブランド品や出所不明の商品を押収した。
科された罰金は総額で5億ドン(約300万円)を超えている。
第4市場管理隊によると、今回の検査は首相の指示に基づき、密輸や商業不正、知的財産権侵害への対策強化の一環として行われた。
観光客が集中する市中心部は大型商業施設や市場が集積しており、偽造品販売のリスクが高いとされる。
サイゴンスクエアでは、検査隊の到着と同時に館内放送や無線で各店舗に通知が行われ、多くの店舗が営業を停止し対応を回避した。
それでも検査の結果、時計、バッグ、スーツケース、眼鏡などの分野で、ベトナムで保護されている著名ブランドを模倣した疑いのある商品が多数確認された。
これらの商品は低品質な包装や縫製不良、ロゴの不鮮明さ、不自然に低い価格などの特徴が見られた。
ベンタイン市場でも同様に、時計やバッグ、眼鏡など数百点の偽ブランド品の疑いがある商品が押収され、現在調査が進められている。
第4市場管理隊は、偽造品や出所不明品、知的財産権侵害に関連する49件の違反を摘発し、罰金総額は5億ドン(約300万円)超に上った。違反商品はすべて廃棄処分とされた。
同時期に第18市場管理隊も、衣料品や履物、眼鏡を扱う16の事業者を検査し、グッチ、レイバン、アディダスの商標を偽装した405点の商品を発見した。
これに対して総額1億5000万ドン(約90万円)の罰金が科され、違反商品の価値は1億1100万ドン(約66万6000円)超とされ、すべて廃棄が命じられた。
当局は、低価格商品への需要や観光客の購買意欲の高さに加え、高い利益を背景に一部の事業者がリスクを承知で偽造品販売を行っていると指摘する。
また、流通経路が複雑であることも、追跡や摘発を困難にしている要因とされる。
今後も市場管理当局は、市中心部の重点地域に対する監視と検査を継続するとともに、適正な商取引への転換を促す方針である。



































