〈写真:plo.vn〉
ベトナム中部ダナン市は、不法投棄の抑止に向け、違反者の処罰に加え、地域の拡声システムで氏名を公表する措置を導入する方針を示した。
ダナン市人民委員会は5月22日、市内各区・坊におけるごみ収集・運搬・処理の是正に関する会議を開催した。
報告では、収集体制の不備や収集時間の不徹底により、街路や公共空間でごみが散乱する状況が指摘された。
チャン・ナム・フン副委員長は、6月から各地域で強力な対策を実施するように指示した。
違反者については記録・処罰を徹底し、坊・社の拡声放送や住民会合で氏名を公表する。
監視カメラを不法投棄の多発地点に設置し、違反行為の追跡と事後処罰も進める。
各坊・社は住民への周知と指導を担い、農業環境局は簡潔な内容のチラシを作成して配布する。
ごみ処理に関する内容は、地域の会合や各種団体の活動にも組み込む。
ダナン市の生活ごみ発生量は現在、1日当たり約1600~1700トンで、観光シーズンや祝祭期には増加する。
現行ではすべてのごみがカインソン固形廃棄物処理複合施設で埋め立て処理されており、第1区画から第6区画は2026年10月頃に満杯となる見通しである。
第7区画は2026年4月中旬に完成・引き渡し済みで、6月の稼働開始を目指す。
加えて、日量200トンのタインケー中継施設が稼働を開始し、ソンチャーおよびホアスアンの各施設はほぼ最大能力で運用されている。
一方、各坊・社では統合後の人員不足により収集業者の監督が十分に行えず、一部地域で収集や清掃が2日に1回にとどまる事例もある。
収集時間と住民の排出時間のずれにより、ごみが路上に長時間放置される問題も生じている。
また、衛生サービスの単価や技術基準の整備が遅れており、新たな基準の策定は2026年12月までかかる見込みである。
現行単価は実コストを下回り、事業者の負担となっているため、当面は既存の単価を適用しつつ柔軟な財政支援を行うように提案されている。






































