〈写真:vietnamnet.vn〉
ベトナム中部ハティン省公安は、軍用武器の違法な製造、保管、売買を行う広域組織を摘発し、複数の容疑者を逮捕した。
同省公安によると、5月22日、サイバーセキュリティ・ハイテク犯罪対策部門の捜査により、大規模に武器の製造・売買を行うグループの存在が判明した。
容疑者らは摘発を逃れるため、テレグラムやバイバーの匿名アカウントを利用して連絡や取引を行っていた。
十分な証拠を収集したうえで、4月18日に警察は約50人の捜査員を動員し、一斉に捜索と逮捕を実施した。
主犯格として、ラオカイ省在住のグエン・ドゥック・ヒエップ(36)、サム・バン・トゥエン(41)、ニンビン省在住のファム・バン・トゥアン(36)の3人を拘束した。
捜索では、自作銃の銃身65本、空気圧式銃(PCP)6丁、散弾銃1丁と散弾20発、鉛弾約10kg、弾製造用の鉛21.8kg以上、弾製造用の圧縮機と金型、旋盤機、空気充填ポンプ2台など多数の関連機材が押収された。
その後の捜査拡大により、さらに空気圧式銃2丁、鉛弾10kg、サイレンサー60本などが押収され、関係者6人に対しても取り調べや訴訟手続きが進められている。
公安当局は引き続き全容解明を進めている。
一方、南部クアンガイ省でも同日、軍用武器の製造・売買事件の捜査が完了し、アンザン省在住のレ・バン・ラム(26)について起訴を求める書類が検察に送致された。
捜査によると、ラムは2024年初頭から玩具銃やBB弾銃を購入し、内部構造を改造して実弾を発射可能な銃に変造していた。
機械加工の知識を用い、専用工具で改造を施し、軍用武器に相当する殺傷能力を持つ銃を製造していた。
ラムはこれまでに18丁の銃と500発以上の弾薬を各地の購入者に販売し、違法に2億ドン(約120万円)超を得ていた。
取引には匿名の電話番号や偽アカウントを用い、代金前払い後に配送サービスで発送する手口で発覚を免れていた。
公安当局は、これらの摘発により危険な武器の流通拡大を未然に防いだとしている。




































