<写真:cafef.vn>
ホーチミン市の36階建てマンションで外壁に新たな亀裂が確認され、住民の不安が高まっている。
タムタン街区人民委員会は26日、ホーチミン市建設局の専門検査部門と連携し、マンション「PVC-ICダイヤモンド(通称ラペン・センター)」で新たな亀裂が発生したとの情報について調査を進めていると明らかにした。
新たな亀裂は16階の住戸16.17の外壁部分で確認され、4月30日通りとグエン・チュン・チュック通りの交差点付近に位置する。
当該住戸の居住者によると、亀裂は外側にあるため発生時期は不明であるが、発見後すぐに管理組合へ報告し、安全確保の対応を求めたという。
管理組合はその後、作業員をロープで外壁に降ろして現地確認を実施し、状況を記録のうえ当局に報告した。また、周辺の安全確保に向けた暫定措置も講じている。
同マンションで亀裂が確認されるのは今回が初めてではない。
2025年7月には同じ16階の住戸16.08で幅約5cm、長さ約4mの大きな亀裂が見つかり、外壁の一部が剥落する事例も発生した。別の住戸でも同様の亀裂が確認されている。
その後、関係当局が調査に乗り出し、建物の品質検査を実施した。2026年3月にはタムタン街区人民委員会が検査結果や設計資料、16階の修繕計画について説明する会合を開いた。
ホーチミン市工科大学科学技術株式会社による検査結果では、住戸16.08の外壁損傷は主に構造体の変形と温度・気象の影響が重なったことが原因とされた。
同社は損傷部分について全面的に撤去し、焼成レンガの使用や柱・横梁の補強を含む構造で再建することを提案している。
しかし、これまでに剥落した外壁部分の修繕は完了しておらず、今回の新たな亀裂の発生により住民の懸念が一層強まっている。
ラペン・センターは石油系土木建設会社PVC-ICが投資主体となり、2019年に供用開始された。
地上34階・地下2階の計36階建てで、480戸以上の住戸を備え、下層5階は商業区画となっている。





































