<写真:cafef.vn>
ベトナム共産党政治局は、ホーチミン市に対し2030年までに都市鉄道(メトロ)約200kmの整備を完了するように求めた。
同方針は、トー・ラム書記長兼国家主席が政治局を代表して署名した決議09に盛り込まれたもので、都市鉄道網の優先的整備を通じたインフラの抜本的強化を求めている。
2045年までには全路線の接続完了も目標とした。
現在、同市で運行されているのはベンタイン―スオイティエン間のメトロ1号線約20kmにとどまる。
このため、目標達成には今後約5年で新たに約180kmの整備が必要となる。
完成が求められる主な路線は、ベンタイン〜タムルオン間のメトロ2号線(約11km)、ベンタイン〜カンザー線(約54km)、ベンタイン〜トゥーティエム間(約6km)で、いずれも着工済みである。
このほか、トゥーティエム―ロンタイン間の鉄道(約48km)は7月2日の着工が予定されており、特にロンタイン空港との連携強化を図る。
また年内には、新ビンズオン〜スオイティエン線、メトロ6号線第1期(タンソンニャット空港〜フーヒュー間、約22km)、トゥーダウモット〜ホーチミン線の3路線も着工予定である。
ホーチミン市はメトロ網の整備を、交通渋滞や環境汚染の緩和に向けた中核施策と位置付けている。
2030年までに公共交通による移動需要の20〜30%をメトロで担う目標を掲げ、2035年に35〜50%、2045年に50〜60%へと引き上げる方針である。
行政区拡大後の都市鉄道網は総延長1000km超で計画されている。
政治局はこのほか、港湾や空港、工業団地、自由貿易区の連結強化、物流インフラの高度化、大規模な排水・防潮システム整備による高潮対策の推進も求めた。




































