<写真:vietnam.vn>
世界の二輪車市場で、ベトナムの電動車メーカーであるビンファストが販売台数を大きく伸ばし、世界13位に浮上するとともに、主要メーカーの中で最も高い成長率を記録した。
2026年初頭の世界二輪車市場は引き続き拡大している。
98市場における新規登録データ(世界市場の約98.5%をカバー)を基にしたMotorCyclesDataの最新統計によれば、業界構造には顕著な変化が見られる。
世界上位25社の構成では、中国企業が11社、インド企業が5社を占め、日本は4社にとどまる。
このほか、メキシコ2社、台湾(中国)2社、イタリア1社、ベトナムからはビンファスト1社が入った。
メーカー別では、ホンダが引き続き圧倒的な首位を維持している。
2026年4月までの累計販売台数は約735万台で、前年同期比13.2%増となった。2025年に年間2000万台超を販売した勢いを維持している。
2位はインドのヒーロー・モトコープで約200万台(同17.6%増)、3位はヤマハで約170万台(同4.6%増)となった。
4位にはTVSモーター(約157万台、約19%増)、5位には中国の電動二輪大手ヤディア(約136万台)が続く。
6位以下には、バジャジ・オート、スズキ、ロイヤルエンフィールド、ニウ・テクノロジーズ、イタリカが並ぶ。
ロイヤルエンフィールドは販売台数が約20%増と回復が目立ち、ニウ・テクノロジーズも35.4%増と電動二輪の需要拡大を反映した。
こうした中、最も注目を集めたのがビンファストである。同社は2024年の世界53位から、わずか2年で13位へと急上昇した。
2026年4月までの販売台数は前年同期比204.7%増となり、大手メーカーの中で最高の成長率を記録した。
この伸びは、ベトナム国内における電動バイク市場の急拡大と、同社が進める電動モビリティのエコシステムおよび販売網の強化を反映したものとされる。
また、インドのアーサー・エナジーも大きく順位を上げ、40位から21位に浮上した。KTMも販売台数が53.1%増となり、低迷期からの回復傾向を示した。

































