<写真:plo.vn>
ホーチミン市公安当局は、カニの集荷・検数を名目とした拠点「チャン・クア46」に関わる犯罪組織を摘発し、17人を起訴した。
ホーチミン市警察捜査機関は6月9日、「恐喝」「器物損壊」「公務執行妨害」「公共秩序攪乱」の各容疑で事件を立件し、関係者の捜査を進めていると発表した。
現場は11区ミンフン坊ハンハイグエン通り113番地にある施設である。
捜査によると、同組織はメコンデルタ各省からホーチミン市へ運ばれるカニについて、同拠点での検数を強制し、1箱当たり3万ドン(約183円)の手数料支払いを義務付けていた。
1日の取扱量は1000〜3000箱に上り、日額約3000万〜9000万ドン(約18万3000〜54万8000円)を徴収していた。
不正利益の総額は400億ドン超(約2億4356万円超)と認定されている。
組織は市場支配を維持するため、従わない業者に対し、トラックの破壊や放火、交通妨害などを行い、貨物の遅延や損害を引き起こしていた。
報復を恐れ、多くの業者が拠点への搬入を余儀なくされていたという。
主犯格はビントイ坊在住のラム・ビック・ズン被告(49)で、拠点の運営を統括し、チー・タン・セイン被告(40)が活動の調整や指示伝達を担っていた。
その他の構成員は輸送業者の監視や情報収集、妨害行為の実行を担当していた。
警察は6月1日未明、関係先を一斉に捜索し、関係者を召喚した。この過程で一部が抵抗し、SNSでライブ配信を行い群衆を扇動する行為も確認された。
被害者の1つである運送業者によると、2025年7月頃から搬入拒否後にトラックの窓ガラスが複数回破壊され、高速道路上で意図的な接触事故を起こされるなどの被害を受けた。
修理費だけで約1億ドン(約60万9000円)の損害が発生し、輸送遅延による追加費用や商品の損失も生じたとしている。
ラム・ビック・ズン被告は取り調べに対し、2024年から兄に代わり拠点運営を引き継ぎ、搬入しない車両への妨害や破壊行為を指示したと認め「市場関係者に存在を示し、拠点への集荷を強制するためであった」と供述している。
ホーチミン市公安当局は、同組織が独自の「暗黙のルール」に基づき違法行為を行っていたと指摘しており、不正収益の実態や関係者の責任解明に向け、捜査を拡大している。




































