<写真:photo.znews.vn>
ハノイの統一公園内にあるホアビン島で、野良猫の全頭移送が進められている。来園者の安全確保と公園内の生物多様性向上が目的である。
6月26日午前、統一公園会社のチャン・アイン・トゥー総支配人は、管理当局がハノイ動物救助ステーション(CPAPS)およびシンク・プレイグラウンドと連携し、同島に生息する野良猫の移送を実施していると明らかにした。
この取り組みは、公園を首都の「生態と教育の中心」とする計画の一環である。
シンク・プレイグラウンドの共同創設者グエン・ティエウ・クオック・ダット氏によれば、在来樹種の植栽を進め、鳥類や花粉媒介昆虫、土壌微生物の多様性を少なくとも20%向上させることを目指す。
従来の観賞用庭園から、多層的で自律回復型の都市森林生態系への転換を図るとしている。
調査では、ホアビン島の野良猫密度が高く、サギやカワセミなど在来動物との生存競争を引き起こしていることが確認された。
また、島内は安定した餌の供給や衛生管理が不十分であり、猫の健康状態にも問題がある。
さらに、猫を食肉目的で盗む不審者の侵入も報告されており、公園の治安上の懸念も生じている。
CPAPSによると、6月25日までに32匹の猫が島から移送され、健康状態の観察を受けている。
多くが重度の寄生虫感染に罹患しており、避妊手術や新たな飼い主への譲渡に先立ち治療が必要とされている。
ホアビン島はバイマウ湖の中央に位置し、「猫の島」として知られる。2025年末以降、若年層の観光客の関心を集めていた。
島の猫は約20年前、公園職員がネズミ対策として移植した。2026年1月時点で約40匹と推定されていたが、管理体制の不備により衛生環境は悪化していた。
管理当局は、残る猫の全面移送により、野生鳥類の生息環境を回復させるとともに、公園内での動物への加害行為の防止につなげたいとしている。





































