<写真:docnhanh.vn>
ハノイ市で、自宅前に駐車された乗用車に鍵で傷をつけたとして、65歳の女性が器物損壊罪で起訴された。
起訴状によると、マイ・ティ・ビック・ヴァン被告は、出入り口を塞ぐ形で車両が駐車され、家族がバイクを外に出せなかったことに腹を立てた。
そして、車体に計15カ所の傷を付け、約680万ドン(約4万800円)の損害を与えたとされる。
捜査当局の調べでは、1月18日19時50分頃、被害者女性が黒色のメルセデス・ベンツGLをナムタン住宅地にある被告宅前に駐車した。当該場所には駐停車禁止標識はなかった。
同日20時20分頃、ヴァン被告が門を開けて娘を外出させようとした際、車両が門の前中央に停められ、周囲に植木が置かれていたため、バイクを出すことができなかった。
ヴァン被告は鍵束で車の前方ドアに3回傷を付けた後、折りたたまれていた左側のサイドミラーを手で曲げた。
娘もヘルメットで車の窓を叩いたが痕跡は残らなかった。近くの運転手がこれを目撃し、他人の財産を損壊してはならないと制止したという。
その後、親子はしばらく罵声を浴びせ、ヴァン被告はさらに車体の複数箇所に12カ所の傷を付けた。
車の持ち主や連絡先が確認できなかったため、家族は植木鉢を動かしてバイクを出した。
さらに、車の前後に植木鉢を置き、「出入り口を塞ぐ駐車は無意識であり、交通マナーを学び直すべきである」と記した紙をフロントガラスなどに貼り付けた。
同日21時20分頃、被害者が車に戻り、損傷や貼り紙に気付いた。紙を剥がして発進した際、前方の植木鉢に接触した。その後、同日23時に警察へ通報した。
鑑定の結果、被告の行為による損害額は約680万ドン(約4万800円)と認定された。
2月27日、ハノイ市警は被告の身柄拘束を請求したが、検察はこれを認めず、居住地からの外出禁止措置を適用した。
また、捜査の結果、娘には幇助行為は認められず刑事責任は問われなかったが、公共の場での暴言については行政処分として75万ドン(約4500円)の罰金が科された。
ヴァン被告は取り調べに対し行為を認め、謝罪と賠償の意向を示したが、被害者は応じなかった。
被害者は車両の買い取りまたは2億ドン(約120万円)の賠償を求めたが、ヴァン被告には支払い能力がないとされる。
さらに被害者は、修理費としてメーカー見積もりの1億2760万ドン(約76万5600円)、タクシー代520万ドン(約3万1200円)、修理期間中のレンタカー契約費として月額3500万ドン(約21万円)の支払いを求めている。





































