〈写真:tienphong.vn〉
インド国籍の男がダイヤモンド約1500個を無申告でベトナムに密輸したとして、ホーチミン市人民裁判所が7月30日に密輸罪で審理する。
起訴されたのは、シャイレシュクマル・ハレシュバイ・プラジャパティ被告(29)である。
起訴状によると、被告は計5回にわたりベトナムへ入国し、合計1477個のダイヤモンドを違法に持ち込んだとされる。
直近では2024年10月23日、タンソンニャット国際空港で入国時に、菓子箱の中に隠した715個のダイヤモンドを税関に申告せず持ち込んだとして発覚した。
同事件では、グエン・ティ・リン(54)も密輸および贈賄の罪で起訴された。
さらに、リー・ティ・ゴック・ビックは詐欺による財産横領、姉のリー・ティ・ゴック・ガーは贈賄仲介の罪で起訴されている。
捜査当局は、インドのNsh & Co社を運営するシャー・ヘマントクマル・スレシュクマルが、従業員であるプラジャパティ被告にダイヤモンドの持ち込みを指示したと認定した。
ただし、同人物の身元確認に関する司法共助の結果が得られておらず、別件として処理される見通しである。
起訴状によれば、2023年初頭にスレシュクマルとリンが、インドからベトナムへダイヤモンドを違法に持ち込み販売することで合意した。
2023年8月以降、プラジャパティ被告がホーチミン市への運搬を担当し、リンが販売を担った。
両者はSNSを通じて購入者を募り、事前に手付金の送金を求めた。商品はリンが直接引き渡すか、各地へ輸送された。
売上金はリンが管理する口座に入金され、リンは各取引額の0.1%を手数料として受け取り、残額をスレシュクマルに送金した。
プラジャパティ被告には月額約600万ドン(約3万7000円)が支払われていた。
押収されたダイヤモンドは、天然ダイヤモンド503個と合成ダイヤモンド(CVD)212個で、鑑定額は合計約68億4000万ドン(約4230万円)とされる。
また、プラジャパティ被告の逮捕後、リンは同被告の保釈やインド帰国、刑事責任の軽減を図るため、リー・ティ・ゴック・ガーに仲介を依頼した。
ガーは実現可能性がないと認識しながら、妹のビックを紹介した。
ビックは権限を持つ人物に働きかけるなどと虚偽の説明を繰り返し、リンから合計12億ドン(約741万円)を受領したとされる。
このうち1億5000万ドン(約92万7000円)を弁護士費用に充て、残額は自宅に保管し、約束した行為は実行しなかったとされる。







































