<写真:tuoitre.vn>
ベトナム北部バクニン省の45歳男性が豚の生血料理であるティエットカインを食べた後、高熱や意識障害を発症し、豚レンサ球菌による髄膜炎が疑われる重篤な状態に陥った。
家族によると、入院の約4日前に男性は豚の生血料理を摂取した。その後、発熱や頭痛が現れ、意識混濁や興奮などの症状が急速に進行し、地元の医療機関を受診した。
症状悪化を受け、国立熱帯病病院の救急科へ搬送された。
担当医によれば、入院時の意識レベルはグラスゴー・コーマ・スケールで9点と低下し、急性髄膜炎の典型的な症状を示していた。
豚レンサ球菌感染による髄膜炎と診断され、経過観察が行われた。
急性髄膜炎で意識障害を伴う場合、最も危険な合併症は脳浮腫であり、頭蓋内圧の急激な上昇によって重篤な脳障害を引き起こし、生命に関わる恐れがあるという。
医療チームは直ちに気管挿管と人工呼吸管理を実施し、抗菌薬投与とともに脳浮腫の抑制を目的とした集中治療を行った。
治療開始から4日後、患者の容体は改善し、抜管後、感染症総合科に移されて引き続き治療を受けている。
医師は、豚レンサ球菌はベトナムにおいて成人の髄膜炎の主要な原因の1つであると指摘する。
この細菌は髄膜炎に加え、敗血症を引き起こし、出血性発疹、凝固障害、敗血症性ショック、多臓器不全などの重篤な合併症を伴う可能性がある。
また、同病院では鶏やヤギなどの生血料理を摂取したとする患者でも、後に豚レンサ球菌感染と確認される例が報告されている。
調理過程で豚の血液が混入する可能性があるためとみられる。
医療専門家は、生の血液料理や十分に加熱されていない豚肉製品の摂取を避けるように呼びかけている。
発熱や頭痛、吐き気などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診する必要があるとしている。





































