<写真:イメージ画像>
ホーチミン市のカフェ「Diệu Garden & Café」が、動物を飼育・展示する営業形態を巡り、飼育環境や衛生面への懸念が利用者から相次いでいる。
店内ではウサギやネコが狭いケージで飼育され、一部の犬の衛生状態にも問題があるとの指摘があり、SNSで批判が広がったことで来店客は約70%減少したという。
同店は約1000m²の敷地に植物や遊具、動物の飼育スペースを設け、飲食を提供する施設で、ヤギ、犬、ネコ、ヘビ、カメ、サル、鳥類などを飼育している。
入場料は徴収せず、飲み物を販売する形態で、子ども連れの家族を主な利用客としてきた。
経営者のファム・バー・カイ氏は、動物を虐待したり興行目的で利用したりしているとの指摘を否定し、すべての個体は合法的な由来を持ち、定期的な予防接種や清掃を実施していると説明した。
また、動物の逸走防止のため飼育設備は必要であると主張している。
市民からの通報を受け、7月27日にはホアフン街区の関係部署や森林保護当局、獣医当局などによる合同調査が行われた。
獣医当局は犬が必要な予防接種を受けていることや、希少動物に分類されるカニクイザルとオウムに合法的な証明書類があることを確認した一方、犬を来店客の遊び場から離れた専用施設で飼育することや、衛生管理、廃棄物処理、営業エリアの環境改善を求めた。
専門家は、動物カフェでは衛生管理や動物の合法的な由来だけではなく、動物福祉の確保が重要であると指摘する。
ベトナムには動物福祉を包括的に定めた法律はなく、現行制度は畜産法や獣医法などに分散している。
RMITベトナム大学の研究者らは、飼育スペースの確保や獣医による管理、食品調理区域との分離、来店客との過度な接触や騒音の抑制などを徹底すべきであるとし、今後こうした業態が拡大する場合には、より明確な許認可制度や飼育基準の整備が必要との見解を示した。







































