<写真:イメージ画像>
ハノイでは、住み込みではなく時間単位で複数の家庭を回る家事代行を選ぶ人が増えている。
収入を確保しながら生活時間を自分で管理できる働き方として広がっており、月収は1200万~1400万ドン(約7万5000~8万7000円)に達する例もある。
ある50代女性は、3年前から若い子育て世帯が多いマンションで時間制の掃除を請け負うようになった。
口コミで固定客を増やし、1日6時間前後働いて月収1200万~1400万ドン(約7万5000~8万7000円)を得ている。
食費や家賃を差し引いても、住み込みで働いていた頃と収入は大きく変わらない一方、家庭に縛られず自分の都合で仕事を調整できる点を評価している。
同女性は12年前、住み込みの家政婦として月給400万ドン(約2万5000円)で育児や掃除、炊事を担っていた。
当時は賞与や衣服手当はなく、旧正月休暇以外の待遇も限られていたという。
現在は住み込み家政婦の給与も月800万~1000万ドン程度(約5万~6万2000円)まで上昇している。
しかし、時間制では掃除1時間当たり8万ドン(約500円)、年末年始や祝日は約2倍の報酬となるため、引き続き現在の働き方を選択しているという。
こうした変化は個人だけではなく、仲介サービスやアプリの普及にも支えられている。
サービス会社では4時間単位の勤務を基本とし、利用者と働き手が希望時間を自由に選べる仕組みを導入している。
2勤務こなせば1日8時間程度となり、希望者には社会保険加入を支援する企業もある一方、働き手は業務委託のパートナーとして契約するケースが多い。
ハノイ就業サービスセンターによると、事務職や清掃業などを経験した中高年層が、住み込みではなく決まった時間だけ働く仕事を希望する傾向が強まっている。
一方でマンション住まいの家庭も必要な時間だけ家事支援を依頼するケースが増えており、時間制の働き方は双方の需要に合致しているという。





































