<写真:イメージ画像>
ハノイで13日夜、日本産のクロマグロ約220kgを解体する実演が行われた。
マグロは同日朝に東京・豊洲市場の競りで落札され、空輸でベトナムへ運ばれたもので、競り価格と輸送費を合わせた総額は10億ドン近く(約620万円)に上る。
この実演は、日本とベトナムの国交樹立50周年を機に2023年から毎年開催されている日本食文化イベント「Taste of Japan」の一環として実施された。
解体は日本料理一筋27年以上の料理人キョー・グエン氏ら5人が担当した。
マグロは日本最北部の大間沖で水揚げされた天然のクロマグロで、日本では1kg当たり1万7000~2万円が相場とされる。
ベトナムでは部位によっては1kg当たり約600万ドン(約3万7000円)で販売されることもある。
報道によれば、豊洲市場で2026年最初に開かれた初競りでは、243kgのクロマグロが320万ドル超(約4億7000万円)で落札された。
解体には、日本の職人が高炭素鋼を用いて手作業で鍛造する専用包丁「マグロ包丁」が使用された。
新しい包丁は東京で約3億ドン(約190万円)で販売され、全長は1.2~1.5mに及ぶ。
会場では、解体後のマグロが刺し身やすし、鍋、焼き物、サラダなどに調理されて来場者へ提供された。
また、日本料理店「Kaiseki Hatoyama」の料理長グエン・バー・フオック氏とキョー・グエン氏には、日本プロフェッショナル調理師協会の講師認定証が授与された。
フオック氏は、日本の伝統料理コンテストで外国人料理人に贈られる最高位の「Taste of Japan」ゴールドバッジを獲得した初のベトナム人であり、日本農林水産省から日本食文化大使にも任命されている。


































