<写真:CACC>
カントー市公安は、偽造された50万ドン(約3000円)紙幣が飲食店で使用されたことを端緒に捜査を進め、複数の省・市にまたがる偽札の製造・流通組織を摘発した。
一時拘束されたのはタイニン省在住のフイン・クオック・タイン容疑者(28)ら6人で、偽造通貨の製造・流通の疑いについて捜査している。
捜査当局は20万ドン(約1200円)札と50万ドン(約3000円)札の偽札3億ドン(約180万円)超のほか、印刷に使用した機械や設備一式を押収した。
事件は、22歳の女性グエン・ホン・ゴック・タオ容疑者がカントー市内の飲食店で偽の50万ドン(約3000円)札を使用したことを住民が通報したことで発覚した。
自宅の捜索では50万ドン(約3000円)札74枚が見つかり、容疑者は8月4~5日に620万ドン(約4万円)の現金で3200万ドン(約21万円)分の偽札をSNS上の人物から購入したと供述した。
一部をサービス料金や買い物の支払いに使用し、残りは自宅に保管していたという。
警察によると、押収した偽札はポリマー素材を使用し、透かしや模様を模倣していたものの、紙面に反射加工がなく、複数の紙幣で記番号が重複していた。
このため、小規模な流通ではなく専門的な製造拠点が存在すると判断し、本格捜査に着手した。
その後の捜査で、8月7日に複数の容疑者を相次いで拘束し、アンザン省やタイニン省で計約1億6000万ドン(約100万円)分の偽札を押収した。
さらに、タイン容疑者が組織の主犯格で、共犯とともに製造方法を調べて印刷機を購入し、自宅で偽札を製造していたとみられることが判明した。
また、ホーチミン市の別の男に2400万ドン(約15万円)分の偽札を販売したとの供述を基に捜査を進め、8月8日には購入先とされる男を拘束し、3400万ドン(約22万円)分の偽札を押収した。
事件の摘発に貢献した警察関係者らには、カントー市人民委員会が犯罪防止基金から総額6000万ドン(約39万円)の報奨金を支給することを決めた。




































