<写真:VnExpress>
株式会社ヤマナカ(本社工場:宮城県)は、ベトナム国内および国際市場向けたベトナム産養殖牡蠣の生産を目指し、同国で生産から販売までの一貫した牡蠣養殖システムの構築を進めている。
同社は国際協力機構(JICA)の支援を受けてカインホア省でフィージビリティ調査を行い、2通りの方法で牡蠣を養殖した結果、高い収量と生食可能な品質の牡蠣が得られることが判明したという。
同社の髙田慎司代表は「今回のプロジェクトで自然災害に強い牡蠣を育て、生産性と農家の収入を向上させる基盤を作りたい」としている。
株式会社ヤカマナはベトナム国内350の販売拠点で日本産牡蠣を販売しているが、今後は現地で生産し、ベトナムと台湾、タイで販売することを目指しているという。
ベトナムでは牡蠣の養殖が元々カインホア省とクアンニン省を中心に行われており、約3000haの牡蠣養殖場がある。
ベトナムでは年間に3回の牡蠣収穫シーズンがあるが、国内では牡蠣の付加価値が低く、輸出は少量に留まっている。
カインホア省で生産される養殖牡蠣の95%がロブスター等の飼料として消費され、4%が国内消費、1%が輸出されている。
ホーチミン市のカキ養殖場では年間2万1000t以上の牡蠣が生産されているが、大半が国内消費用であり、定期的に牡蠣を輸出しているのはBIMグループとVINABSの2社のみである。
牡蠣養殖には綺麗な水源の確保が非常に重要で、ベトナムの養殖法では牡蠣の品質を担保し、自然災害に対応する技術が不足している。
株式会社ヤマナカの調査によると、吊り下げ方式とバスケット方式の養殖方法であれば、輸出用標準牡蠣の生産がベトナムでも可能であるという。
同社は2023年か2024年には商業用の牡蠣洗浄機を設置する予定としている。
水産養殖専門家のグエン・タイン・ルアン氏によると、ベトナムで人気のある品種は吊り下げ方式では養殖できないため、どの品種を養殖するか見極めることが非常に重要であるという。







































