<写真:dantri.com.vn>
成田国際空港において、ベトナムから到着した女性旅行者が、日本国内への持ち込みが禁止されている野菜の種子を密かに運び込もうとしたとして、動植物検疫当局に摘発された。
本件は1月22日にFNNが報じたものであり、当局による手荷物検査の過程で発覚した。
検査では軍手やゴム手袋の中に野菜の種子が巧妙に隠されていたことが判明し、さらにゴム手袋の収納容器の底部や電子機器の箱の隙間などからも、ナイロン袋に詰められた種子が発見された。
この摘発は、成田空港で強化されている動植物検疫措置の一環であり、海外からの違法な持ち込みが増加傾向にある中で、当局の警戒が一層強まっていることを示している。
同時期には、他の国籍の旅行者による違反も相次いでおり、インドネシア人乗客が56本の鶏ソーセージを黒いナイロン袋で覆って隠し持ち込もうとしたほか、中国人乗客からは豚肉加工品や梨、リンゴなどの果物が押収された。
日本では「植物防疫法」および「家畜伝染病予防法」に基づき、輸出国の検疫証明書を伴わない種子や肉製品の持ち込みが厳しく禁じられている。
これらの法規制はアフリカ豚熱や外来病害虫の侵入を防止し、国内農業や生態系を保護することを目的としている。
農林水産省によれば、これらの違反には最長3年の懲役または最大300万円の罰金が科される可能性があり、企業や団体が関与した場合には罰金が最大5000万円に達することもある。
悪質なケースでは、警察への通報や刑事訴追が行われる。
現在、成田空港では警備犬の活用や多言語翻訳機器の導入を通じて、外国人旅行者に対する持ち込み規制の周知徹底が図られている。

































