<写真:congan.nghean.gov.vn>
ベトナム中北部ゲアン省において、工業用酢酸を水で希釈した液体を「天然発酵酢」と偽って大量生産していた事件が発覚した。
5日に地元警察が同省ティエンニャン村在住のレー・ティ・ロック容疑者(34)を食品偽造の容疑で逮捕・起訴した。
警察の発表によれば、ロック容疑者は自らが運営する「ロックビン」施設の敷地内にある山間部の自宅にて、工業用酢酸と水を2:100の割合で混合し、それを酢として製造していた。
製造された液体はプラスチック容器に詰められ、「タンフオン純米酢・天然発酵」などと記された偽のラベルが貼付され、商品として市場に流通していた。
摘発現場では、完成品6192本を収めた258箱、2万1000枚の偽ラベル、工業用酢酸10L、空ボトル3190本、ボトルキャップ2万2000個、30Lの酢酸容器40個分など、大量の製造資材が押収された。
さらに、省内中心部に所在する7つの販売拠点に対しても一斉捜査が行われ、追加で偽酢912本が押収された。
これまでに押収された総量は、酢3196L、工業用酢酸10Lに上る。
ロック容疑者は、製造時間の短縮および利益確保を目的として違法製造を開始したと供述している。
2025年6月以降に製造された偽酢は累計で約6万Lに達し、ゲアン省内外に広く流通していたと見られる。
当局は、人体に有害な工業用酢酸の使用が消費者の健康に深刻な悪影響を及ぼす可能性があるとして、強い警戒を呼びかけている。






































