<写真:docnhanh.vn>
ハノイ市は都市部における深刻な浸水問題への緊急対応として、2基の地下貯水槽を建設する計画を発表した。
建設予定地はホアンキエム区のハンダー市場前と、ザーラム郡フードン村のカウユオン坂付近の空き地である。
ハンダー市場前に設置される地下貯水槽の容量は約2500㎥、カウユオン坂に建設される貯水槽の容量は約1800㎥とされている。
ハノイ市建設局によれば、いずれの施設も2026年の雨季前の完成を目指して準備が進められている。
本プロジェクトは都市計画において「5つのボトルネック」の1つとされる浸水問題への緊急対策である。
ハノイ市は環境汚染、交通渋滞、浸水、都市の秩序、食品安全の5項目を重点課題として掲げ、総合的な都市整備を進めている。
さらに、ハノイ市は2036年から2045年にかけての中長期計画の一環として、約1億2500万㎥の貯水容量を持つ巨大地下貯水槽の建設も構想している。
これにより、都市部に降る雨水を効率的に収集・排水し、慢性的な浸水の根本的解決を図る方針である。
ハノイ市の総合都市計画では、交通、商業、排水機能を統合した地下空間の整備を進めるとともに、雨水調整池や貯水池の新設、森林の植栽、大規模な人工湖の造成、さらには河川の拡幅による貯水能力の向上なども検討されている。
これら多面的な施策により、都市の排水機能の安定化と局所的な浸水の抑制が期待されている。







































