<写真:laodong.vn>
2026年の旧正月(テト)にあたり、スキーを目的とするベトナム人の海外旅行需要が急増している。
ベトナムの大手旅行会社によれば、東北アジア地域へのスキーツアー予約数は前年と比べて20%以上の伸びを記録した。
なかでも韓国への人気が際立っており、利便性とコストパフォーマンスの高さが評価され、前年比で約40%の増加となった。
ハノイ市やホーチミン市の旅行者は、韓国の平昌やソウル近郊のスキーリゾートに加え、日本の富士山周辺や中国のハルビン、九寨溝といった雪景色の美しい観光地を訪れている。
特に中国は、旅行費用が日本の約3分の2に抑えられる点が好評を博し、前年に比べて大幅に需要を伸ばしている。
旅行会社の担当者によれば、これらの旅行者の多くが雪を見るのは初めてであり、スキー体験や雪中での写真撮影、冬季限定の祭りや温泉などを目的として訪問している。
スキーリゾートでは初心者向けの講習や用具のレンタル体制が整っており、ファミリー層や若年層を中心に人気が広がっている。
韓国では、ソウルからのアクセスが良好な江村(エリシアン江村)などのスキー場が集客の中心となっている。
一方、日本ではふじてんスノーリゾートなど、景観やサービスの質にこだわる旅行者からの支持を得ており、温泉と組み合わせた旅行商品が高い人気を誇っている。
中国では、ハルビンの氷雪祭や、九寨溝と嘉峪関を組み合わせたツアーなど、冬の自然美と文化体験を融合させた商品が注目を集めた。
旅行会社各社は旧正月を前に予約受付を終了しており、国際スキーツアーの予約枠はほぼ満席となっている。
総じて見れば、今冬の海外旅行におけるスキーツアーはベトナム人旅行者全体の約6~7割を占め、そのうち過半数が雪を目的とした旅程であった。
冬季スキー旅行は、ベトナム人にとって新たな観光トレンドとして急速に定着しつつある。








































