<写真:tuoitre.vn>
世界保健機関(WHO)の2024年の調査によれば、ベトナムの11〜17歳の女子生徒の92%が推奨される身体活動量を満たしておらず、若年層における運動不足の深刻さが明らかになった。
ホーチミン市疾病管理センター(HCDC)が4日に公表した情報によると、ベトナムの児童・青少年の身体活動水準は依然として低く、健康面で懸念される状況にある。
WHOによれば、世界の青少年の約80%が推奨される運動量に達しておらず、とりわけ11〜17歳の年齢層でその割合が高いとされる。
さらに、女子は男子よりも身体活動量が少ない傾向があり、ベトナムでは女子生徒の運動不足の割合が92%に達している。
HCDCによれば、身体活動とはスポーツに限らず、歩行や自転車の利用、家事、階段の昇降など、エネルギー消費を伴うあらゆる身体の動きを指すものである。
適度な運動は体力の向上や心肺機能、骨の健康の維持に寄与するほか、集中力や精神状態の改善にもつながり、体重管理にも有効である。
一方、座位中心の生活は過体重や肥満、心血管疾患、糖尿病のリスクを高める可能性があり、学業成績にも悪影響を及ぼす恐れがある。
このためHCDCは保護者に対し、子どもの屋外活動を促すように呼びかけている。運動はまず1日10〜15分程度から始め、徐々に時間を増やしていくことが望ましいとされる。
また、電子機器の使用時間を抑え、適切な栄養と十分な睡眠を確保するとともに、運動の重要性を子ども自身が理解することが、長期的な習慣形成につながるとしている。
さらに、HCDCは運動不足の兆候として、①屋内で過ごす時間が長い、②屋外遊びや同年代との交流を避ける、③家事など簡単な手伝いを嫌がる、④電子機器の使用に多くの時間を費やすといった点が挙げられるとしている。
これらの傾向が見られる場合、生活習慣の見直しが必要であると指摘している。


































