〈写真:dantri.com.vn〉
ベトナム中部クアンガイ省で6日夜、トレーラートラックが踏切の遮断機を越えて線路上に取り残され、南北統一鉄道を走行していた旅客列車「SE8」と衝突する事故が発生した。
地元警察は9日、道路交通規則違反の疑いで刑事事件として立件したと発表した。
警察によると、事故は6日午後8時25分頃、クアンガイ省ベーザン村にある省道628号と南北鉄道が交差する踏切で発生した。
トレーラートラックを運転していたのは、北部ハイフォン市在住の57歳の男性である。
当時、踏切ではすでに遮断機が下り、赤色信号と警報音が作動していた。
しかし運転手は遮断機を越えて踏切内に進入し、その直後に車両が停止して線路上で立ち往生した。
運転手は一度車外に出て自動遮断機を手で持ち上げ、再び運転席に戻って脱出を試みたものの、南から北へ向かっていた列車SE8が接近していた。
列車の運転士は警笛を鳴らすとともに非常ブレーキをかけて回避を試みたが、距離が足りずトラックに衝突した。
衝突の衝撃でトラックは真っ二つに破損し、列車の機関車も大きく損傷したほか、踏切の制御設備も焼損したという。トラックの運転手は負傷し、病院へ搬送された。
事故を受け、クアンガイ省警察の捜査機関は交通警察局や鑑識部門などと合同で現場検証を実施し、事故原因の究明を進めている。
この事故は南北鉄道の運行にも影響を与え、大きな物的損害をもたらした。
警察は事故発生から48時間以内の8日、刑法第260条第1項(道路交通参加に関する規定違反)に基づき刑事事件として立件した。
今後、関係者の責任についてさらに調査を進める方針である。







































