<写真:cafebiz.vn>
韓国の小売大手GS Retail傘下のベトナム事業であるGS25 Vietnamは、ハノイ市進出から1年で店舗網を大きく拡大し、若年層を中心に存在感を高めている。
同社は2025年3月、ハノイ市中心部の複数地区で6店舗を同時開業し、北部市場への本格進出を開始した。
南部市場を中心に展開してきた同ブランドにとって、北部進出の節目となる動きである。
店舗体験とSNSを組み合わせたマーケティング戦略によって認知度を高め、1年間でハノイ市内の店舗数は約50店まで拡大した。
店舗はオフィスビルや大学周辺などに立地するケースが多く、主な顧客層は会社員や学生などの若年層である。
商品構成は、ベトナム人の味覚に合わせた軽食や即食メニューを中心に、多様な商品を取りそろえている。
また、韓国スタイルのコンビニとして韓国食品や輸入商品の販売も強化している。
韓国文化への関心の高まりを背景に、関連商品やオリジナルキャラクター「Moomoossi」などを活用し、Z世代へのブランド訴求を進めている。
店舗設計では、従来のコンビニよりも滞在体験を重視している。
広い座席スペースや電源設備を整え、明るく現代的な空間を整備することで、買い物だけではなく休憩や交流の場としての利用を促している。
さらに店内では、写真撮影用フォトブースや360度動画撮影、ミニゲーム、アーティストとの交流イベントなどの体験型企画を実施し、来店時間の延長と顧客との関係強化を図っている。
ハノイ市進出1周年を記念し、同社はキャンペーンも展開した。
韓国式の手軽な食事として人気の「おにぎり」を1個1万1000ドン(約66円)で提供するなど、主力商品の販促を強化している。
GS25は韓国のGS RetailとベトナムのSơn Kim Retailによる合弁事業として2017年にベトナムへ進出した。
24時間営業や韓国式ファストフードを特徴とする「ライフスタイル型コンビニ」を掲げ、現在は国内で第2位規模のコンビニチェーンに成長している。







































