<写真:tuoitre.vn>
ベトナム南部において、些細な口論をきっかけに発生した殺人事件に対し、裁判所は厳しい刑罰を言い渡した。
タイニン省の人民裁判所は3月19日、同省在住のマイ・チュオン・フック被告(28)に対し、殺人罪で禁錮18年、軍用武器の違法使用で禁錮2年、併せて計20年の刑を言い渡した。
判決は、危険な凶器を用いた粗暴な犯行であり、他人の生命を直接侵害した点を重く評価したものである。
起訴状によれば、2025年4月、フック被告は知人宅で飲酒した後、別の飲食店に移動した。
その際に隣席の男性の発言を「金がなく酒も飲めない」と見下されたと受け取り口論に発展した。
フック被告は一旦現場を離れた後、自宅から包丁を持ち出して店に戻り、男性の背中を刺した。被害者は搬送後に死亡し、フック被告はその後自首した。
また、南部カマウ省でも酒席でのトラブルを巡る別の事件が発生している。
カマウ人民裁判所は、正当防衛の範囲を逸脱した殺人行為と認定し、グエン・クオック・トゥアン被告(46)に禁錮6カ月の刑を言い渡した。
トゥアン被告はバーのVIPテーブルで飲酒していた際に、別席の男性から「見下している」と因縁をつけられ、刃物で襲撃された。
その際にトゥアン被告は反撃して相手を死亡させ、その行為が過剰防衛と判断された。
これらの事件はいずれも、飲酒の場における些細な対立が深刻な暴力犯罪へと発展した事例であり、社会に対して強い警鐘を鳴らすものといえる。



































