<写真:thanhnien.vn>
旅行者の間で、パスポートの空白ページを有効活用するために付箋を貼る工夫が広がっているという。
これは出入国スタンプの押印位置をさりげなく示し、ページの無駄な消費を防ぐことが目的である。
出入国スタンプは必ずしも整然と押されるものではなく、1つのスタンプがページの大部分を占める場合もある。
その結果、頻繁に渡航する者のパスポートでは、未使用ページが残っていても実質的に利用不可能な状態となるケースが少なくない。
このため、一部の旅行者は付箋によって押印位置を示し、出入国係官に配慮を促している。
この背景には各国の入国要件がある。国によっては査証の貼付に際し「完全な空白ページ」や「連続する二ページ以上」を求めるなど、厳格な規定が存在する。
米ニューヨークの査証コンサルタントによれば、付箋はあくまで丁寧な意思表示として一定の効果があり、スタンプによるページ消費の抑制に寄与するという。
もっとも、この方法に確実性はない。多忙な空港では出入国係官が付箋を考慮せず、任意の位置に押印する可能性があるためである。
あくまで依頼の範囲にとどまり、強制力を伴うものではない。
パスポートのページが不足した場合、新規発給や査証の再取得が必要となり、時間と費用の負担が生じる。
この問題は、欧州で進むデジタル入国管理の普及によって、将来的に緩和される可能性がある。
専門家は、より確実な対策として、渡航前に必要な空白ページ数を確認すること、またページが埋まり始めた段階で早めにパスポートを更新することを挙げている。
さらに、手書きの書き込みや恒久的な添付物、観光地の記念スタンプなどはパスポートを無効化する恐れがあるため、厳に避けるべきである。





































