<写真:24h.com.vn>
ハノイ市の南部で建設が進む大規模スタジアム計画は、着工から約3カ月で全体像が現れ始めている。
総工費は未公表であるが、収容人数は13万5000人とされ、完成すれば世界最大級の競技場となる見通しである。
同スタジアムは「ラックベト・スタジアム」と称され、ハノイ市南部トゥオンフック街区に位置するオリンピック・スポーツ都市開発の中核施設として、2025年12月19日に着工された。
敷地面積は約73.3haに及び、FIFA基準を満たす設計に加え、開閉式屋根を備える計画である。
設計面では、ドンソン文化の銅鼓文様や伝説上の鳥「ラック」をモチーフとし、現代性と民族的象徴性の融合を図っている。
また、環境配慮型のグリーン建築として、雨水の回収・再利用や自然換気の活用、遮熱素材の採用などにより、省エネルギーと環境負荷の低減を実現する構想である。
さらに、人工知能(AI)を活用した運営システムを導入し、観客動線や安全管理をリアルタイムで制御するほか、5G対応のスマートシートや、6〜10時間でのピッチ交換機能といった先進的設備を備える予定である。
各国首脳の来訪を想定したVVIPエリアも設置される。
建設現場では数千人規模の作業員と重機が24時間体制で稼働しており、基礎構造や杭工事が進められている。
地元住民からは、その急速な進捗に驚きの声が上がる一方で、地域発展への期待も寄せられている。
本プロジェクトにはこのほか、水泳競技施設やスポーツタワー、eスポーツ競技場なども含まれており、スタジアムの完成は2028年8月を予定している。





































