<写真:baobacninhtv.vn>
ベトナム政府は国会に提出した報告において、南北高速鉄道プロジェクトに関し、2027年から2032年にかけて最大1万3880人の人材が必要になるとの見通しを示した。
運営管理、保守、運行など多岐にわたる分野で高度人材の確保が課題となっている。
建設省は鉄道分野における人材育成計画を策定し、2025年から2030年にかけて少なくとも3万5000人を育成する方針である。
高速鉄道や電化鉄道、都市鉄道に対応可能な専門人材の育成に加え、教育機関における教員の確保も進めるとしている。
さらに、2031年から2035年には育成規模を7万人へと拡大し、技術移転を受けながら鉄道関連技術の内製化を段階的に推進する考えである。
国内では、大学や研究機関が専門部門の新設や設備投資を進めているほか、海外との連携強化も図られている。
ベトナム鉄道総公社(VNR)は中国の鉄道教育機関と協力し、国際基準に基づく人材育成をすでに実施している。
加えて、韓国などとも連携し、高速鉄道分野におけるエンジニアや研究者の育成を進めている。
南北高速鉄道は、ハノイ市とホーチミン市を結ぶ全長約1541kmの国家プロジェクトであり、設計速度は時速350kmである。
総投資額は約673億ドル(約1兆95億円)に上る見込みで、2025年から2035年にかけて整備が進められる。2026年12月の着工に向けて、各地で用地確保が進展している。
同計画は、輸送インフラの近代化にとどまらず、産業基盤の強化や人材の高度化を促す国家的プロジェクトとして位置付けられている。































