<写真:baotintuc.vn>
ベトナムの首都ハノイ市当局は、歴史的橋梁であるロンビエン橋の緊急補修工事に伴い、同橋の道路部分を約2カ月間通行止めとする措置を発表した。
ハノイ市建設局によれば、通行止め期間は3月28日午前9時から5月27日までの60日間であり、対象はバイク、歩行者、自転車などの道路交通である。
これは鉄道の安全確保を目的とした補修工事の実施に伴う措置であり、期間中はロンビエン橋の両方向が全面的に通行禁止となる。
代替ルートとして、バイクや自転車はチュオン・ズオン橋への迂回が求められる。
具体的には、ロンビエン地区側からはロンビエン〜スアン・クアン通りを経由して同橋へ進入する。
ホアンキエム側からはチャンニャットズアット通りなどを経由して同橋へ向かう経路が指定されている。
なお、自転車についてはチュオン・ズオン橋の混合車線を双方向で通行可能とする。
ロンビエン橋は1899年に着工し、1902年に完成した全長約1.7kmの鋼製橋であり、120年以上にわたり使用されてきた。
戦争被害や老朽化により構造の一部は改修されているものの、現在も鉄道および二輪車交通において重要な役割を担っている。
直近では2026年2月、橋梁の一部構造に深刻な損傷が発見され、安全性への懸念から一時的な運行制限が実施された経緯がある。
都市鉄道計画の遅れにより同橋の代替機能は未整備であり、依然として交通インフラとしての負担は大きい状況にある。
今回の補修は、こうした老朽化リスクに対応し、安全確保を図るための緊急措置と位置付けられている。






































