<写真:vietnambiz.vn>
ベトナム南部を中心に建設資材価格の高騰が続いており、住宅建設や改修工事の費用が大幅に増加している。
これにより、多くの家庭が当初予算を超過し、資金繰りに苦慮する状況となっている。
ホーチミン市の住民によれば、年初に約13億〜15億ドン(約767万〜885万)で計画していた住宅建設が、わずか数カ月で1億ドン(約59万円)規模の追加費用を要する事態となった。
特に砂、砕石、鉄鋼など基礎資材の価格上昇が顕著であり、施工単価の再提示を余儀なくされるケースも発生している。
改修工事においても同様の影響が見られる。
資材価格が週単位で変動することや供給不足により工事の遅延が発生し、人件費の増加がさらに負担を押し上げている。
砂や砕石は1〜3割程度上昇し、鋼材やセメントも5〜10%の値上がりとなっている。
専門家によれば、建設費に占める資材費の割合は全体の6〜7割に達するため、価格変動は事業採算に直結する。
実際、施工単価は前年と比べて約8%上昇しており、大規模案件ではさらに上昇する可能性がある。
施工業者側も大きな圧迫を受けている。
固定価格契約では価格転嫁が難しく、利益削減やコスト最適化で対応する動きが広がっているほか、供給確保や契約条件の見直しなど、リスク管理の強化も進められている。
政府は市場の安定化に向け、投機の抑制や価格公表の適正化、採掘許可の迅速化などを指示した。
供給拡大と制度整備により、建設コスト上昇の抑制が期待されている。






































