<写真:cafef.vn>
ベトナムの自動車メーカーTMTは、超小型電気自動車(EV)の「ナノS05」を2026年6月に発売する予定である。
価格は約1億4800万ドン(約87万3000円)からとされ、国内市場で最も安価な自動車となる。
同車は2人乗りの都市向け小型EVであり、全長約2.4mのコンパクトな設計が特徴である。
スペイン企業の小型EVをベースとした設計思想を取り入れたとされ、外観は近代的で、都市部における短距離移動に適した仕様となっている。
車内は簡素な構成で、速度表示用の小型ディスプレーや携帯端末用ホルダー、USB充電ポートなど、必要最低限の機能に絞られている。
一方で、空調や電動ウインドーも備える。電池は取り外し可能で、スーツケースのように持ち運べる構造を採用し、家庭用電源(220ボルト)で充電可能である。
走行距離は電池容量に応じて約120〜150kmを想定しているが、モーター出力などの詳細な性能は公表されていない。
価格面では高級スクーター並みに抑えられている点が特徴であり、従来の小型EVを大きく下回る水準である。
これにより、二輪車からの乗り換え需要の取り込みを狙うとみられる。
都市部における渋滞や環境対策への関心が高まる中、低価格EVの普及が進むかが注目される。




































